「絶対王者」の年。

楽勝インパクト、ケタ違い/神戸新聞杯

神戸新聞杯菊花賞トライアル)>◇25日=阪神◇G2◇芝2000メートル◇3歳◇出走13頭◇3着までに優先出走権

 単勝1・1倍の断然の1番人気ディープインパクト(牡、栗東池江泰郎)が快勝、3冠に向けて最高のスタートを切った。12番手につけ3角過ぎから馬なりで上昇、直線で楽々と抜け出した。最後は手綱を緩める余裕で、2着のシックスセンスに2馬身半差をつけた。

 騎乗した武豊騎手(36=フリー)は「余計なことを考えずシンプルに、彼らしい走りをさせようと思った。先頭に立つのが少し早くて気を抜いたので気合をつけたら、まじめに走った。次は大目標、3冠がかかった菊花賞なので頑張りたい」と話した。(日刊スポーツ)

もうどうしようもない強さだった。菊花賞はアクシデントか極端な不利、あるいは距離適性がなかった(考えられないが)ぐらいしか負ける要素がない。いくらなんでも、馬券対象からはずすというのは無茶なので、素直に菊はディープ中心の馬券を考えます。

しかし、こう見ると今年は「強者が実力を知らしめる」年なんだなと思ってしまう。
相撲の世界は朝青龍
政治の世界は自民党
PRIDEじゃヒョードル
そして競馬界はディープインパクト
どれもこれも圧倒的な実力を世に知らしめている。いわば「絶対王者」。
一応、どの世界にも対抗するライバルはいるっちゃいるが、そのライバルを完膚なきまでに叩きのめしているので、どうしようもない。
ライバルがいない以上、一人勝ち状態になるのは当たり前。だから、ディープインパクトに逆らうようなまねは(少なくとも菊花賞は)狂気の沙汰としか言いようがないので、やめておこうっと。

ディープが菊花賞でどれだけのパフォーマンスを見せるのか、とくと拝見したい。