日本競馬界の至宝

インパクト快勝で3冠 競馬の菊花賞

 第66回菊花賞(23日・京都11R3000メートル芝16頭、G1)1番人気のディープインパクト武豊騎乗)が3分4秒6のタイムで優勝。皐月(さつき)賞、ダービーに続く3冠制覇で、賞金1億1200万円と3冠ボーナス1億円を獲得した。
 3冠馬は1994年のナリタブライアン以来、11年ぶり史上6頭目。無敗の3冠達成は84年のシンボリルドルフ以来、21年ぶり史上2頭目
 レースは2周目4コーナーを回ってから2番手を追走したアドマイヤジャパンが一気に抜け出したが、折り合いを欠きながらも7番手を走ったディープインパクトがラスト100メートルから先頭を奪い、粘るアドマイヤジャパンに2馬身差をつけて快勝した。3着は4馬身差でローゼンクロイツだった。
 払戻金は単勝が100円、枠連の(3)−(4)は410円、馬連の(6)−(7)は1290円、馬単の(7)−(6)は1320円、3連複の(4)−(6)−(7)は2730円、3連単の(7)−(6)−(4)は7090円、ワイドの(6)−(7)は620円、(4)−(7)は230円、(4)−(6)は1720円。

「世界のホースマンたちよ見てくれ!これが日本近代競馬の結晶だ!」とアナウンサーが絶叫していたが、日本が世界に誇るべき日本競馬界の至宝の誕生の瞬間だ。
普段競馬を見ないうちの両親が、「あの黒い馬(正確には鹿毛なんだけど、黒く見えたらしい)、凄いな!とんでもなく強い!」と絶賛していた。おそらく、多くの国民がそう思ったと思う。
次走はなるべく有馬記念を使ってほしい(JCは不確定要素が多すぎるレースだから)。すでに見に行く段取りはしているのだ・・・