自殺志願者に優しい・・・・

JR中央線に新型車両導入 人に優しく、車体も強化

 JR東日本は4日、旧国鉄時代から運用する中央線の快速電車を来年12月から順次、新型車両に更新すると発表した。乗客約1万人にアンケートした結果を開発に反映。大塚陸毅社長は記者会見で「人に優しい車両を目指す」と話した。
 車体はオレンジ色のラインの入ったステンレス製に一新され、踏切事故対策として側面や枠組みの強度を向上させる。1編成に1両設置する女性専用車は、つり革や荷棚を5センチ低くする。優先席には目立つ色彩を採用。
 加速減速やブレーキ性能もアップし、東京−高尾間で数分の短縮を図る。主要機器を二重装備し、故障による運転中止を減らす。乗車定員(140人)が8人増え、わずかだが朝の混雑が緩和される。
 同社は青梅、五日市、八高の各線や富士急行でも新型車両を使用する。
共同通信) - 10月4日16時44分更新

人に優しい車両ってのが笑ってしまった。
中央線、特に新宿〜高尾間は、「自殺の名所」とも言えるほど年間の鉄道自殺者の数が全国一の区間なのである。
一説には国鉄時代から続くオレンジ色の車両が自殺を誘発しているとか、最高時速が出る快速に飛び込んだらまず間違いなく死に至るので大人気なのだとか・・・
それで速度もアップできるわ、車体が強化されるわで鉄道自殺志願者にとってはますます「魅力的な」路線になってしまうではないか。
しかし、本当に鉄道自殺だけは避けてほしい。鉄道会社から遺族に多額の請求が来るわ(実際は遺族がいくばくかの謝罪金を払って終わりらしいが)、死体はグチャグチャバラバラになってしまうわ、死後にみっともないことになってしまいかねないので。まあ、死ぬ本人には死後のことなど関係ないんだろうけどね。
でもダイヤを乱すのは勘弁。数年前の12月に東京に行った時、水道橋駅で中央線に乗ってさあ発車と思ったとたん、一駅先の神田で人身事故(つうか飛び込み自殺)が起きてストップ。泣く泣く東京駅までタクシーに乗ったが電車に乗り遅れてしまい、結局東京で一夜を過ごしたという事があった。
お願いだから人の迷惑になるような死に方だけはやめてくれ・・・