宝塚記念。

去年に引き続き、阪神競馬場に見に行きます。
実は、競馬を生で観戦したのが、94年の宝塚記念。あの時はビワハヤヒデがダントツ人気で、ほかにライバルがいない状態。結局ビワハヤヒデ-アイルトンシンボリ宝塚記念の2ヶ月前にアイルトン・セナが不慮の死を遂げたので、「セナの魂が乗り移った!」と言われたとか言われてないとか・・・w)で決まり。確か枠連を1000円購入していた記憶がある。レース自体は、物凄い人波でスタンドの外には出られずにスタンドの中のモニターで見た。今となっては考えられない話だ。
宝塚記念との馬券の相性は・・・あまりよくない。当たった記憶があるのは、グラスワンダースペシャルウィークを叩き潰した99年、馬連を10000円購入したのと、テイエムオペラオーが勝った2000年、オペラオーからメイショウドトウジョービッグバンへのワイド流しを1000円ずつ的中させたのぐらい。後は負けている気がする(馬券を買わなかった年もある)

今年、タップダンスシチーゼンノロブロイの一騎打ちムードとかいわれているが、どっちにも不安要素がある。
タップの場合は、8歳という年齢と、宝塚記念の連覇はいまだかつて無いということ。さらにはコスモバルクビッグゴールドといった先行馬の存在。簡単に自分の競馬はさせてもらえないと思う。
ロブロイの場合は、過去28年間連対例のない「6ヶ月以上の休み明け」と、ヤネがケント・デザーモに替わっちゃったこと。これはまるっきりシンボリクリスエスの時と同じ。デザーモってのは、はっきり言って「勝負にならないとわかった瞬間追うのをやめる」という、馬にはやさしいが馬券を買ったファンにとっては迷惑なことをする騎手。ロブロイが去年GⅠを3連勝したのは、間違いなくオリビエ・ペリエが完全に手の内に入れてしまったからだと思う。
シンボリクリスエスペリエが乗っていたが宝塚記念では乗り替わり(まあ、短期免許の関係でそうなったのだが)でデザーモが乗って、人気になって5着敗退。今回もそうなる可能性はかなり高いんじゃないだろうか。
となると、買いたくなるのが「第3の男」シルクフェイマスなのだ。
もともとGⅠ(特に右回り)では好走してきた馬である。ロブロイとタップが壁になっていた感じがするが、今回この2頭が勝つとは思えない。となれば、3番目に強いこの馬に順番が回ってくるんじゃないか、と思ってしまうのだ。父のマーベラスサンデーは、手薄なメンバーがそろった宝塚記念を勝っている。父のキャラクターそのままに、この馬も勝つんなら今回が最大のチャンスだと思う。
ただし条件がある。
①良馬場で、なおかつレース間際に一粒でも雨が降っていないこと。この馬はナリタトップロードのように「雨を見ただけで走る気を無くしてしまう」という悲しい癖があるように思う。現実に、雨が降ったときの成績は散々なものである。
②馬体重が増減なし、もしくはプラス体重が望ましい。
条件が合えば、3着以内は堅いと見ている。
今のところの印は、
シルクフェイマス
タップダンスシチー
コスモバルク
リンカーン
×ハーツクライ
という感じ。当日のオッズ次第でまた変わるかもしれないけど。